あなたには、「自愛」を実践することで叶えたい夢がありませんか?

願いを叶えるためにしてきた沢山の努力・・・、でも現実には、いつまでも叶わないまま・・・。

「自愛を実践」しているのに上手くいかないなら、あなたは、もしかしたら「自愛の正体」を勘違いしているかもしれません。

自愛の実践って、一体、どうしたらいいのでしょうか!?

自愛するときの落とし穴

「自愛をしよう!」というときに「自分を好きになる!」「自分を褒める!」というような実践をしている方は多くいらっしゃいます。

でも、自愛苦手さんが自分を好きになろうとすると、「潜在意識にある自己否定」という罠に引っかかってしまうんです!

自分を好きになるには「自分にポジティブなイメージ」を持てないといけません。

でも、自愛苦手さんは、自分に対してネガティブなイメージが強いんですよね。無理に「自分をポジティブに捉えて好きになろう」とすると、「どうしてもネガティブに感じる自分」への自己否定が出てきてしまうんです。

では、自愛苦手さんが、上手に自愛できるようになるには、どうしたらいいのでしょうか?

自愛って、どう考えればいいの?

「自愛」とは、「ありのままの自分を受け容れること」。

つまり、「自分が、ありのままの状態で、自分らしく存在することを許可すること」なんです。

言うは易し、行うは難し・・・。具体的にはどうしたらいいのでしょうか?

この記事では、意識の専門セラピスト(ソフロロジスト)が、「お客様の意識のシフトをサポートするためにどう向き合うか?」という観点から、「自愛するための自分との向き合い方」についてお話していきます。

自愛するための「自分との向き合い方」

1. 自分に敬意(リスペクト)を持つ

「敬意を持つ」とは、「相手を上に見て自分を下げることだ」と考える人がいますが、実は、敬意(リスペクト)というのは、相手を自分と同等にみることです。

つまり、相手と自分が「同じように大切な存在である」という心の姿勢を持つことが敬意を持つ、ということなんですね。

相手の言うことを全て尊重し、自分を押し殺すことが「相手に対する敬意」ではありません。

例えば、相手と自分の意見が対立したとき、「相手の意見を一方的に批判すること」は、相手に対して敬意がない行為ですが、一方的に相手の意見を崇拝して自分の意見は取るに足らないと否定することも、相手に敬意を払っている行為ではありません。

相手の意見も、自分の意見も、同等に大切にされるべき意見だと捉えることが「敬意」なのです。

つまり、自分に敬意を持つとは、世の中の誰かと比べて自分が優れているとか劣っているとか思ったり、「こんなことを思っちゃダメだ」「こんなこともできない」と自分の思考や行動を評価するのではなく、どんなことを思っても、しても、「自分がそんな風に思うことも大切にしよう」「自分がそんな行為をすることも大切にしよう」と思う心の姿勢を持つことです。

特に感情に関しては、「イライラすることを否定」したり、「ネガティブな感情を持つ自分を否定」したりして、無理にポジティブ・シンキングでいようとするのではなく、自分のどんな感情も「間違った感情」はなく『自分にとっては、そんな気持ちになる大切な理由があった』と受け止める姿勢を持つことが大切なんです。

それでは、これらの姿勢を「自愛の実践」に活かしてみましょう。

自愛するための「自分への敬意」とは?

あなたが、世界で、最も大切だと思う誰かと同じレベルで、「あなた自身が大切である」と思うこと。

あなたが持つ「意見」、「思考」、「感情」を否定せず、「そう考えていいし、そう感じていい」と無条件にその在り方を許可してあげること。

2. 自己受容

「ありのままの相手を受け容れる」ということは、「相手の発言や思考、感情をコントロールしたり、変えようとしたりしたりしない」ことです。

また、誰かと比べて「良い」「悪い」などの評価をしないことでもあります。

価値観が、ライオンとシマウマほど正反対な場面に直面しても、それを「当たり前」とか「おかしい」とかジャッジせずに「そうなんだ」と「ありのままを受け容れる」姿勢なんですね。

では、これらの姿勢を「自愛の実践」に活かすとどうなるでしょうか?

自愛するための「自己受容」とは?

自分の「発言や思考、感情、行動」と、他人の「発言や思考、感情、行動」を比べたり、「現在の自分」と「過去の自分」を比べて、どちらが「より良い自分」というラベルを貼らないこと。

こうすることで、自分が何か考えたり、発言したり、行動したりするときの怖れが小さくなり、自由に思ったことを言ったり、考えたり、行動したりしやすくなっていきます。

3. 自分への忍耐

忍耐というのは、我慢することではありません。

「相手に忍耐を持って接する」ということは、何か、相手が四苦八苦していても、相手が自力でやろうとしている限り介入せずに見守る姿勢や、相手のしていることを否定したい気持ちになっても、自分の気持ちを静めて、成り行きを温かく見守る姿勢です。

つまり、「忍耐=待つ」ということなんです。

それでは、これを「自愛の実践」に活かすと???

自愛するための「忍耐」とは?

現実が変わらなかったり、自分が決めた目標が達成できなかったりしても、焦ったり、自分を責めたりすることなく、心の乱れを静めて、時間の経過と共に自分の人生どうなっていくのか行く末を温かく見守る姿勢。

自分の在り方に忍耐づよく向き合うことで『自己受容』や『自分への愛』が自然と育まれていきます。

4. 自分を俯瞰的に捉える姿勢

物事に俯瞰的になるということは、目の前の出来事に対して、一時的な自分の感情に飲み込まれることなく、より広い視点と視野で物事を捉えなおし、判断することです。

では、これを「自愛の実践」に活かすなら、どうしたらいいでしょうか?

自愛するための「俯瞰的な姿勢」とは?

自分の人生に「今、この瞬間、起こっていること」だけに感情的になったり、こだわったりせず、肩の力を抜いて、時の流れを見守るような気持ちで、今の現在を体験すること。

「自愛するための自分との向き合い方」をまとめると?

自分に敬意を持ち、自己受容し、自分の在り方に忍耐を持って接し、自分が直面している現実に俯瞰的な視点を持つこと。

端的にいうと、自分に寛容になるということですね。

実は、セラピーでは、セラピストがお客様に対して、これらの姿勢を保つことによって「お客様が望む方向へ成長するための、お客様本人の力」が目覚めることを目指します。

つまり、この姿勢が保てないセラピストが「セラピー・テクニック」を用いても、あまり効果は上がらないのです。

「自愛」も同じように、これらの姿勢を意識できないまま、様々なセルフワークを自己流で実践しても、効果は期待できません。

自愛 – 自分と向き合うための4原則

 

  1. 自分への敬意
  2. 自己受容
  3. 自分への忍耐
  4. 俯瞰的な視点

自愛のための4原則を覚えておいてくださいね!

さて、この土台があった上で、さらにどうすれば、自愛を深めることができるでしょうか?

それには、「あなたの心の空白を満たす、あなたにとって真に大切なもの」について知る必要があります。

自愛とは?

「願いが叶わない」という現実は「あなたが自分に満足していない」という内面が、現実に表れたに過ぎません。

自分の内側にある「欠乏感」「不足感」その正体は何なのでしょうか?

顕在意識では、正確なことは分からないため、過去の体験や、他人の在り方を見て「自分には、○○が足りないからダメなんだ」と思い込みがちです。

そして、大多数の方は願いを満たすための行動をとります。

しかし、「自愛によって願いを叶える人」は、行動によって願いを叶えるのではなく、「内面が満たされると現実が満たされる」という法則を使って願いを叶えていくんです。

あなたにとって、真に大切なもの、コレがなければ幸せを感じられない、と思うものは何でしょうか?

対象となるのは「具体的な物質」ではなく、もっと「抽象的な価値」です。

実は、あなたにとって一番大切な抽象的な価値観は、今の人生でも満たされているハズなんです。

多くの人は「少しの不足を、大きな不足だと感じる癖」がついていますが、自愛で願いを叶えたいなら、その逆を実践する必要があります。

少ししか満たされていないことを「たくさん満たされていると感じる」ように意識するのです。

あなたにとって真に大切なものについて、自分は「既に、こんなにも満たされているのだ」と、満たされている部分へ目を向け、そこに「世界一、宇宙一、満たされている、恵まれている」と、意識的に感じてみましょう。

そして、自分を友人だと思い、自分は世界一、宇宙一、満たされ幸せになる価値がある存在だと思うようにしましょう。

自愛とは?

 

自分への敬意を持ち、自分の思考や感情をありのまま受け容れ、自分の在り方を俯瞰的な視点を持って忍耐強く見守り、「今、満たされている幸せ」へ目を向けながら、自分は満たされ幸せになる「価値ある存在だ」と思うこと。

自愛 – 実践のコツ

さて、そうはいっても、なかなか全てをスグに「実践できない」自分に落ち込むことが出てくるかもしれません。

「自愛の実践」で、最も大切なことは、腐らず、めげず、こつこつ自己観察を続けることです。

そして、「あ、今、自分への敬意が足りなかった」「あ、今、自分のありのままを受け容れずに、他人と比べてしまった」或いは、「自分を大事にできた」「自分が大切だって感じてる」と、良いときも、悪いときも、気づいて認めてあげるだけで大丈夫。

何故なら、何ができても、できなくても、そのままで「あなたには世界一の価値がある」からです。

自愛をしやすくなるセラピー

「自愛」とは、「ありのままの自分を受け容れること」。

いま、現実に起きていることを、ありのままの自分の状態を、受け容れやすい心の状態になるのをサポートしてくれるセラピーがソフロロジーです。

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