潜在意識に覚醒するって、どういうこと?

こんな疑問を持っていませんか?

「潜在意識に覚醒して生きる」ということは、端的に言えば、自分の感覚を信頼して行動できる状態にあるということです。

しかし、「どんな感覚も、あなたの人生をいい方向へ導いてくれるインスピレーションなのか?」というと、そうではなく「魔が差した」というインスピレーションもあるのが現実です。

ですから、「良いインスピレーション(天使の声)なのか、魔が差した(悪魔の声)インスピレーションなのか?」見分けられるようになることが大切なのです。

それでは、どういう感覚は素直に受け入れ、どういう感覚には注意すべきなのでしょうか?

意識の構造 統合心理学

実は、感覚には、「上位意識」の感覚「下位意識」の感覚、というものがあります。

下図は、サイコシンセシス(統合心理学)のイタリア人精神医学・心理学者「ロバート・アサジョーリ博士」が提唱した「心の構造」です。

サイコシンセシス

顕在意識の領域が真ん中にあり、その周りに潜在意識を含めた無意識の領域がある、という構造になっています。

もちろん、意識には形がありません。

便宜上、このように図にして意識を「上位・中位・下位」に分類し、心の動きを理解しやすくしたのです。

上位の意識と下位の意識の違い

では、上位意識と下位意識とは、どのように分類されているのでしょうか?

上位無意識

「目の前にあるリスクを恐れずに挑戦して、自分を新たな可能性へ成長させる未来志向型」の感覚。

 

下位無意識

過去の失敗経験などの記憶から、目の前の現実に不安や恐怖を感じ、現状から動けなくなる感覚。

下位無意識の感覚には、「インナーチャイルド」や「潜在意識のブロック」と言われるものも含まれています。

潜在意識にブロックやブレーキがあることについて、思考や理性でコントロールし前進することは不可能ではありませんが、十年以上かかっても進まないことが普通です。

そこで、潜在意識と繋がり、ブレーキを解除することで、意識が覚醒しやすくなり現実が進みやすくなるわけなんですね。

しかし、潜在意識のブロックやブレーキは、通常、1つや2つではありません。

それらを1つずつ外していくことも、大変な作業となります。

けれども、それを比較的すんなり外していく方法があるんです。

 

それが、「上位意識との繋がり」を強化することです。

「上位意識」と強く繋がることで、小さな潜在意識のブレーキやブロックは、自然と外れやすくなっていきます。

そして、「潜在意識の覚醒」というのは、主に上位無意識との繋がりを強くすることを言うんですね。

上位の意識と繋がるとは?

では、「上位の潜在意識に繋がる」とは、現実的には、どんな体感になるのでしょうか?

上位の潜在意識とは、心の視野が広い状態、「現実に対して、高いところから俯瞰的に現実を眺められる心の状態」を指します。

ハイヤーセルフ

上位意識との繋がりが強化されると、心や体はゆるみ(=緊張がとれ)、呼吸は深く安定して、リラックスした状態で現実と向き合えます

こうした感覚に強く繋がると、ふっと湧いてきたインスピレーションが、突拍子もなくリスクが高そうに思われても、その感覚を信じて行動できる気持ちになります。

「あれをやっても○○なリスクがある、これをやっても上手くいく保証はない、現実は袋小路だ」という不安や怖れが強くならず、「不安が0ではないけれど、ダメ元でも、この道を突き進んでみよう」という勇気が打ち勝つようになるんです。

下位の意識からのインスピレーションの代表例は、何かいいコトが起こったときに気分が一時的に高揚して思いついたインスピレーションや、将来への不安や焦りに駆られて「コレだ!」と見つけたアイデアです。

こうしたインスピレーションから得たものは、行動に移すと、ほとんどが失敗したり、不満足な結果に終わります。

 

では、「上位意識からのインスピレーション(天使の声)」と、「下位意意識からのインスピレーション(悪魔の声)」の違いはどこにあるか分かりますか?

「天使の声」のときは、リスクと可能性の両方がみえている視野が広い状態のインスピレーション

一方で、「悪魔の声」は「可能性だけに目が釘付けになって、リスクに対して盲目になっている」状態なんですね。

この状態のときは、興奮して気分がハイのになっているので、とても気分がよく、周りの忠告の声も冷静に聞き入れられないのですが、冷静でないことに、自分では気づけない状態になっています。

本当に「魔が差した」としか、言いようがない状態ですね。

上位からのインスピレーションが降ってくるときは、どんなに良いアイデアを思いついても、心がとても静かで、「きた~!」というような興奮がないのが特徴です。。

「興奮がないかどうか」「冷静かどうか」は、『天使の声』を見分けるための分かりやすい指標なので、覚えておくといいですよ♪

潜在意識の覚醒 上位意識と繋がりやすくなる方法

「上位意識と繋がっている状態」というと、常にポジティブな気分を思い浮かべるかもしれませんが、実はそうではなく、物事のいい面も悪い面も、両方感じられている状態なんですね。

ですから、「頭で考えるとリスクが大きいように見えるのに、その道を選択する」という感覚もありますし、反対に「頭で考えるとメリットしか見えないように見えるけれど、なんか違う気がする。損することになるかもしれないけれど、これを選ぶのはやめよう」というインスピレーションの場合もります。

そして、ポジティブか、ネガティブの一方に強く偏っていて、反対側が全く見えない状態が「下位の意識状態」です。

下位の意識状態では、「盲目にコレさえあれば大丈夫」という気持ちになったり、「○○さえなければ、こんなことにはならなかったのに!」と、感情の振り子が極端に振れるような感じがします。

 

注意してほしいことは、「ポジティブシンキング」は、振り子がどちらかに振れている状態なので「上位意識と繋がる秘訣」ではない、ということです。

「物事の両面を受け止められるようになること」それが上位意識と繋がる秘訣です。

ところが、この理屈が頭で理解できても、物事の両面を受け止めることは、簡単なことではありません。

現実に何かが起こると、その事実に対してポジティブな面が見えれば、瞬間的に「良い気持ち」が湧いてくるし、デメリットに目がいけば、瞬間的にイラっとしたり、モヤっとしたり、腹が立ったりしますよね。

感情というのは、考えるよりも早く、瞬間的に湧き出てきてしまうものです。

では、どうしたら「上位意識との繋がりを強化」できるのでしょうか?

上位意識との繋がりを強化する「認知のワーク」

一つには、何か感情を感じたら、その反対側の面を意識的に探してみる、という認知ワークをすることです。

イラっとしたり、モヤっとしたり、腹が立ったりしたら、その理由を理解し、嫌な気分になった理由とは反対の側面を、冷静になって探してみるのです。

反対に、いい気分になったときも、その物事のネガティブな面を見つめる練習をセットで行ってくださいね。

「せっかくいい気分になっても、わざわざネガティブを探して気分を下げるワークをする意味が分からない」と思うかもしれませんが、「上位意識との繋がりを強くする」ことは「いつもいい気分でいることを目指すこと」ではありません。

「どんな現実に対しても、視野の広い安定した状態でいることを目指すこと」なんです。

なので、どんなときにも両面が見える状態を目指さなければ、結局は、不安定な心の状態になり、「魔が差す」ことを避けにくくなります。

上位意識との繋がりを強化するための「呼吸法とリラクゼーション」

記事の前半でもお伝えしたように、上位意識との繋がりが強化されると、心や体はゆるみ(=緊張がとれ)、呼吸は深く安定して、リラックスした状態になるわけなのですが、こういう状態では、脳の血流状態が上がり、血流が一カ所に片寄ることなく、スムーズに行き渡るため「物事の見え方が俯瞰的に」なります。

そして、このような状態にあるときには、物事に対して瞬間的にイラっとしたり、モヤっとしたりすることもなくなるのです。

このようなリラックスした状態は、普段から呼吸を整え、心や体をゆるませる習慣を持つことで維持しやすくなります

次のように、まずは、自分の呼吸に気づく習慣から始めるのがおススメです。

上位意識と繋がる呼吸習慣

「寝起き」「三食のご飯の前」「布団に入った後」に、思考を止めて、一瞬、自分の呼吸を観察し、呼吸を深くゆっくりなものに戻す。

 

リラックスできる風景をイメージしながら、深呼吸を3回行った後に日常へと意識を戻す。

こうして、普段、日常の雑多なことへ散っている意識を、自分の内側へ集中させる瞬間を作ります。

このとき、あなたの意識は、潜在意識と繋がっています。

実は、「潜在意識の力」に繋がるための知恵として、こうした習慣は、様々な宗教に取り入れられてきました。

各宗教で、「一日に数回の、お祈り」の時刻が決まっていたり、「食事の前に神様への祈りを捧げる習慣」があったりするのは、本来は意識を日常から自分の内側へ戻すことを目的としたものだったんですね。

けれども、あなたが無宗教だったとしても、「呼吸へ立ち返る」という方法で「潜在意識との繋がり」を取り戻すことができるので、ぜひ心がけてみてくださいね♪

意識が整う5秒間呼吸法

また、さらに意識を整えていきたい方は、「5秒間呼吸」がおススメです。

この「5秒間呼吸」は、健康維持・増進、心の安定効果が、絶大です。

「何か、自分でやりたいけど、何がいいか分からない」という方は、他の何をしなくても、この5秒間呼吸を実践されることをおススメします。

「一日5分間、5秒息を吸って、5秒息を吐く」それだけです。

情緒不安定が強いと感じる方は、一日5分を、朝、昼、晩と3回行ってください。

海外のyoutubeサイトには、様々な動画ツールがあるので、気に入ったものを見つけてくださいね。

 

 

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