日常生活の中で「ハイヤーセルフに導いてもらえたら・・・」
そんな風に思うことはありませんか?
「でも、自分にはスピリチュアルな存在とつながる能力なんてないし・・・」
実は、スピリチュアルな能力がなくても、ハイヤーセルフからインスピレーションを受け取る方法があるんです。
私も見える人ではありませんが、この記事でご紹介する心理学的な方法で、新鮮なインスピレーションを受け取っています。
特別な能力がなくても、ハイヤーセルフと繋がった感覚をつかめるようになり、ハイヤーセルフと対話ができるようになる、とっておきの心理学的手法をご紹介します。
ハイヤーセルフって何?
ハイヤーセルフは、よく「高次の自分」といわれることがありますよね。
では、そもそも「高次の自分」とは何なのでしょうか?
あなたは「高次の自分」といわれて、イメージが湧いてきますか?
私には、この訳語の「高次」という言葉が何を意味をするのか、実のところ、よく分からないんですね ”(-“”-)”。
これでは、ハイヤーセルフをイメージしようがありません。イメージできなければ、繋がることは、もっと難しくなるんです。
では、ハイヤーセルフをイメージしやすい存在として定義しなおしてみましょう。
英語の「ハイヤー」には「より高い」という意味があります。「セルフ」とは「自分」のことです。
そこで、「ハイヤーセルフ」というのは、今、自分がおかれている目の前の状況だけに捉われることなく、もっと高い視点から広い視野で人生を捉えられている自分と理解することができます。
例え、今、目の前に辛い試練があっても、その先に試練が糧になるヴィジョンが視えているような自分のことです。
もちろん、顕在意識の私たちには「目の前の現実」しか見えないわけですが、それでも、想像力を豊かにすることで、未来予想図を描くことはできますよね。
例えば、目の前の受験勉強が苦しくても「勉強すれば、その先に志望校合格がある」と想像することはできます。
「勉強すれば、その先に志望校合格がある」というヴィジョンを描けている自分が「すこしハイヤーな自分」ということです。
でも、「ハイヤーセルフ」は「すこしハイヤーな自分」どころか、「超ハイヤーな自分」のことをさして言います(笑)。
つまり、ハイヤーセルフとは「非常に高いところから俯瞰的に人生を見る視点をもった自分」=「究極的に心に余裕がある自分」のことなのです。
ハイヤーセルフからもらうインスピレーションとは?
「ハイヤーセルフと繋がり、インスピレーションをもらう」ということは、「人生を高みから俯瞰して、究極的に広い視野をもった自分」が目の前の現実しか見えずに四苦八苦している自分へアドバイスしてくれているイメージになります。
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う~ん、イマイチ。分かったような、分からないような・・・
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それでは、具体的に説明してみますね☆
顕在意識の私たちに分かるのは、記憶に残る程度の過去と、少し先の未来の予定くらいだと思うのですが、それに対して、ハイヤーセルフは、何年も先の将来の可能性や私達の過去も、自分の長所も短所も、何もかもをすべて知っている存在だとイメージします。
ちょっと変な喩えになりますが、そんな「ハイヤーセルフの意識」と、「顕在意識」の関係は、「百年近く生きる人間」と「数ヶ月で死んでしまう蜂」の関係に似ているんです (笑)。
例えば、ある蜂が春からの夏への移行期、春の花の数が減ってくるのを感じて焦っているとしましょう。
でも、何十年も生きる人間は蜂よりも広い視野を持っているので、次は夏の花が咲くことを知っています。
そして、もし蜂に話すことができたなら「春の黄色い花が終わったら、次は黄色い花畑から少し北の方にある川辺に咲くから、そこへ密を取りに行けばいいんだよ」
とアドバイスすることができるでしょう。
こんな風に「ハイヤーセルフがより高く、より広い視点から、顕在意識の私たちに助言できるとしたら、どんな助言をくれるだろう?」とイメージすることによって、「ハイヤーセルフの視点からのインスピレーション」を降ろしてくることができるようになるのです。
「究極的に広い視野を持った私は、今の私にどんな助言をくれるかな?」
「今叶えたいと思っている理想を叶えた未来の私が、今の私に会いに来てくれたら、どんな助言をくれるだろう?」
そんな風にイメージする感じです♪

もし、自分のことを何でも知っていて、最高の未来を実現する菩薩のような、神様のような「超越した存在の自分」が、自分の心のどこかにいるとしたら、今の状況に対して、どんな目で見るんだろう?
「そのうち、理想が叶う」と分かってる私は「小さなことは気にしないように」と、アドバイスをくれるのかな?
こんな風に想像を豊かに膨らませながら、自己対話をし、しっくりきたものを選べばいいのです。
「現在の自分」という固定され、制限された現実に生きている意識の枠から解放された、もっと可能性に満ちた意識へ自分を導くには、こうした、「もし、〇〇だったら」という仮定のイメージを用いるのが非常に効果的です。
何故なら、潜在意識は、顕在意識と違って、ロジカルな言葉で対話ができる領域ではないからです。むしろ、イメージや感覚といった、曖昧な情報で対話をした方がうまくいく領域なのです。
心に思い描いていた問いかけについて、何か心がモヤッとしたり、ザワッとしたり、スッキリしたり、じんわり嬉しくなったり、言葉に表現しにくい感覚が湧いてきたら、その感覚を見逃さないようにしてくださいね☆
頭で考えることではなく、「静かに何かを感じる感覚」に気づけるようになると、ハイヤーセルフと繋がりやすくなっていきますよ♪
ハイヤーセルフ領域の潜在意識から力をもらう「誘導瞑想」音声
ここでハイヤーセルフからのインスピレーションをおろす「誘導瞑想」音声をご紹介させて頂きますね☆
この音声では、心や体を緩めてリラックスした状態に導いたあと、明るい春のイメージをし、普段の自分よりも希望に満ちた自分の意識からインスピレーションをおろします。
実は、高い視点、広い視野になっているときというのは、脳内にまんべんなく血流がいきわたり、脳の活性バランスがとれている状態になるんですね。
脳がまんべんなく刺激されることで、1つの視点に縛られないグローバルな見方ができるようになるからです。
そして、このような状態は、体の力を抜いて、リラックスし、血流循環をよくすることでつくり出すことができるんです。
春の太陽の光、青い空、草木の緑をイメージして、明るい気持ちになる言葉をイメージ
★どんな効果がある?★
これから、朝、一日を始める前に、これから新しいことをする、気分が落ちたときに気分を変えたい、そんなときに、やる気を出すことができます。
春の暖かい太陽の光をイメージし「自分に希望をくれる言葉」を見つけます。
明るく晴れ渡った 春の日の青空の色をイメージして「気分がよくなる言葉」を見つけます。
春の草木のみずみずしい緑色をイメージして「前向きになれる力をくれる言葉」を見つけます。
3つの色からイメージした3つの言葉を思い返します。
それらの言葉から受け取るポジティブな感覚を味わいます。
例:
希望をくれる言葉 「心に光を」
気分がよくなる言葉 「今日もいい日になる」
前向きになれる力をくれる言葉 「大丈夫」
3つの言葉をつなげるとこんな風になります。
「心に光を持つように意識して過ごせば、今日もいい一日になるから、心配しなくて大丈夫」
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