何をしていても、どこかに生きづらさを感じる・・・。

そんな風に感じていませんか?

生きづらさを克服するには、どうしたらいいのでしょうか?

どのようなシチュエーションに生きていたとしても、生きづらさの根本には1つの共通理由があります。

それは、潜在意識にある「自分らしさ」を殺して生きている、という感覚です。

潜在意識にある「自分らしさ」を100%覚醒させることができれば、あなたも生きづらさを克服して「ここが自分の居場所だ!」と充実感を感じながら過ごせるようになるはずです。

では、潜在意識にある「自分らしさ」を覚醒させて、生きづらさを克服するためには、一体どうしたらいいのでしょうか?

潜在意識にある「自分らしさ」を覚醒させる方法

潜在意識に秘められた「自分らしさ」を覚醒させたいとき、もしかしたら「自分が好きなコト」「自分がワクワクすること」を探さないといけない、と思うかもしれません。

けれども、「好きなこと」「ワクワクすること」自体が分からない・・・、と、つまづくことも多いんですよね。

でも、安心してください。

潜在意識に眠っている「自分らしさ」とは、「今の生活に存在しないもの」の中から見つかるものではなく、もっと当たり前のことの中に見つかるものなんです。

一体、どういうことなのでしょうか?

 

人間行動学では “現実の行動の中に、既に、潜在意識にある「自分らしさ」が表れている” と言われています。

つまり、今ある現実と、過去の人生を客観的に分析すれば、潜在意識にある「自分らしさ」に気づくことができるのです。

「生きづらさを克服するための強力なヒント」は、あなたの目の前にあるのですが、ただ、あなたはそれに気づけていないのです。

何故、そんなことになるかというと、人は、「今、見えていないものは存在しない」と考えてしまうため、「遠くに探しに行こう」としてしまうんですね。

けれども遠くに探しに行っても、永遠に求めるものは見つかりません。

将に、「灯台下暗し」です。

この人生のトリックに気づくことが、「生きづらさから脱出するための鍵」となります。

潜在意識に秘められた自分らしさに気づくワーク

そんな、あなたの潜在意識にある「自分らしさ」に気づくために、まずは「子どもの頃にしていた遊び」を思い出してみてください。

できれば、幼稚園や小学校低学年の頃のことが最適です。

その頃にしていた遊びの中で、あなたが一番、頻繁にしていた作業は何ですか?

「○○というゲーム」ではなくて、あなたが実際にしていた行動や作業を思い出してみてください。

  • ままごとのお料理ですか?
  • ヒーローごっこで、敵と戦うバトルですか?
  • それとも、お喋り?

次に、大人になって、今までしてきた仕事の中で、一番多くの時間を費やしてきた行動や作業を思い出してください。

その共通点を探してみましょう。

 

例えば、こんな自分らしさに気づいた方がいらっしゃいます。

話の聴き役

子どもの頃は、お友達の話を聞いていて、大人になってからも、仕事の中で、いつも誰かの話を聴く役をしていた。
この方は、職業としては「お客さんの話を聴く」ための専門職ではなかったのですが、振り返ってみれば、お仕事の中で相手の話に耳を傾ける、同僚の話を聴く、友達からも相談されて話を聴く、ということばかりしてきた、ということに気づかれたそうです。

コミュニケーション&繋げ役

子どもの頃は、友達と話すこと、友達と友達の間をとりもつことをしていた。

大人になっても、コミュニケーションをして、誰かと誰か、或いは組織と組織をコーディネートしたり、システムとシステムをつなげたりしていた。

この方は、ある職場で自分が「人とのお喋りが多く、人と繋がりを持つ傾向がある」ことを批判的に評価されていた方でした。社内評価が下がっても、そのやり方を止めようと思ったことすらなかったのは、それが、自分の潜在意識にある「自分らしさ」だったからなのだと気づいて、目から鱗、その会社にいた頃の自分の生きづらさの理由が改めて腑に落ちた、というケースでした。

マルチな活動

「起業ビジネスから一ヵ月に欲しい金額の収入を確保するために、どうしたらいいのだろう?本当に自分にできるんだろうか?」と不安や焦りを感じていた。

そのため、そうした仕事とは一切関係のないことをしている時間は、自分が怠惰で遊んでいるような気分がして罪悪感を感じていた。

けれど、振り返ってみると、実は、会社に勤めていたときも、いつもマルチな仕事内容が与えられ、時間割がパズルになったような日常を過ごしていたことに気づいた。

改めて考えてみると、今、自分が遊んでいるように思えている活動も、すべて少額の収入に繋がっている。だから、その額を少しずつ上げていくと、合計で自分が一ヵ月に欲しい目標の収入額に達することが可能だと気づいた。

このケースは、「1つの仕事で月々○○万円の収入」という、多くの方が収入を得ている同じ方法に、無理に自分を当てはめようとしていたために生きづらさを感じていたケースです。

けれども、「潜在意識にある自分らしさ」は、多種多様なことを同時にこなす点にあり、そこに気づいたら、「小さな収入をバラバラの仕事から得るのが自分らしいやり方」だと腑に落ちました。

そこに気づいてから、小さな仕事の依頼が舞い込んで、順調に計画が進んでいったそうです (*^-^*)

 

これらの例のように、潜在意識に秘められた「自分らしさ」とは、アッと驚くような才能や職業ではなく、普段から、あなたがしている行動を読み解いていくことで理解できるようになるものなんですね。

そして、これに気づくことで、生きづらさは圧倒的に克服しやすくなっていきます。

生きづらさを克服するためのポイントはコチラ ⇓⇓⇓⇓⇓

生きづらさを克服するためのポイント

今の現実が「生きづらい」と感じるとき、その生きづらさを克服するには「現実を変えなければいけない」と思い込んいる人が非常に多いです。

けれども、実際には、「こんな理想が叶ったら、きっと生きづらさから解放されるに違いない」と思っている生き方は、羨ましく見える他人の人生がモデルになっています。

そして、そんな他人の人生は、「自分らしい生き方」ではないため、例えマネすることができたとしても、潜在意識にある「自分らしさ」が押し殺される状況は変わらず、結局、生きづらさは克服されないままになってしまうんです。

努力の方向性を間違えると、頑張っても、頑張っても、形を変えて生きづらさを感じる人生がエンドレスに続いてしまいます (>_<)。

 

「生きづらさ」を克服するには、「自分らしい在り方」がどういったものか知り、その「在り方」を自分に許してあげることなんです。

あなたが「あの人のようになりたい」と思っている方のように、変わろうと努力すればするほど、息苦しさが強くなり、迷走することになってしまいます。

そうではなく、「今、自分が感じていること」や「自分の行動癖」の裏にある「本質的な自分らしさ」を受け容れ、その性質を活かせる人間関係や仕事環境、人との関わり方を追求していくようにしましょう。

そうすることで、最短で、「生きづらさから解放」されることができますよ。

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