「新型コロナ、見えない脅威、不安~!!」

という方へ、生物学的な知識を持つことで安心しませんか?

実は、私の住むフランスでも必要以上に恐怖に慄いている人もいれば「いやいや・・・そんなに怖がらなくても」と、飄々(ひょうひょう)と生きている人もいます。

この2タイプの反応について、一体、何が違うのだろう?と観察していると、飄々と生きている方々は、大体、体の免疫システムみだとかウイルス対策だとかについて専門知識を持っている人たちが多かったのです。(あくまで私の周りでの話ですが。)

不安が少ない方々は、無知がゆえに安心しているのではなく、コロナが流行る前から基本的に流行り病に対しての対策をきちんと取ってきた人たちなんですね。「対策してたら、そんなに怖れることもないっしょ」って感じ?かな。

ちなみに、この記事で紹介する予防対策は一般の方が家庭や私生活でできる予防対策であって、人が集合する場所など特殊な場所を想定して書いてはおりませんので悪しからず。

こっそり理学部・生物学科出身 パリ在住リケジョ・セラピストの「おもしろウイルス講座」始まりはじまり~♪♪

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ウイルスとは?実はホームレス

世界経済をストップさせている新型コロナウイルス「怖い強敵!早くやっつけて!」と思っている人は多いかもしれません。

でも、ウイルスが私たち人間に比べて、どれほどか弱く儚い存在であるかを知れば、ウイルスに対する恐怖のイメージも和らぐのではないかと思うのです。

 

実は、生物学者の間では、ウイルスは生物の仲間入りすらさせてもらっていない存在です。

「生物の定義」これはすなわち、生と死の境を決める定義ともなり、生物学的、哲学的な視点から専門家の議論を呼ぶテーマではありますが、私が理学部の学生だった頃から今も「生き物の定義」の大切な要素として「細胞を基本構造として自己増殖ができる」という条件が含まれています。

実は、ウイルスは細胞構造も持たないうえに、本人だけの力では自己増殖もできない存在なんです。

どういうことか、ご説明しますね☆

一般的には、すべての生き物は「細胞」という構造を持っています。

細胞というのは、生きるために必要なエネルギー生産や代謝(必要なものを摂取し、不要なものを外へ吐き出す仕組み)、遺伝子の複製(自分のコピーを作って後世に自分の子孫を残す仕組み)などをするために快適な環境を整えた小部屋のことです。この小部屋は細胞膜という壁に囲まれ、小部屋の外側と内側の環境が隔てられています。

ところが、ウイルスは細胞という構造を持たず、キャプシドと呼ばれるタンパク質の殻の内側に遺伝子が格納されただけの構造になっています。自分一人の力ではエネルギー生産も代謝もできないんですよ。

ウイルスの構造

 

画像リソース:https://synodos.jp/science/20043
※(画像のゲノム核酸とは、いわゆる遺伝子のことです。)

自分一人でできないから、快適な小部屋を持っている誰かさんのおうちに居候することで生き物のように振舞っているんです。誰かさんのおうち、というのは、そうです。例えば、私たち人間の細胞です。

 

定住できる家がない、といえば、可愛そうにも思われるウイルスたち。彼らは居候先から追い出されるとエネルギー生産ができずに感染力を失い、いずれ死に絶える運命にあります。

ホームレス状態のウイルスの感染力寿命

空気中にいる新型コロナウイルスの感染力寿命

基本的にはホームレス状態のウイルスは短命です。

ウイルスの種類や、気温、湿度などによってウイルスの寿命=感染力は変わるのですが、今話題の新型コロナウイルスに関しては、空気中に漂っている状態の感染力寿命が0~3時間という報告がされています。

空気中にウイルスがいるってどういうこと?

勘違いしている方もいるかもしれないのですが、新型コロナウイルスは空気中のどこにでも浮いている、というわけではありません。(放射能などは見えなくても汚染地域のどの空気中にも存在するわけですが、新型コロナウイルスはどんな空気中にも浮遊しているわけではありません。)

例えば、ウイルス感染者が咳やくしゃみをしたとします。咳やくしゃみをすると、感染者の口から小さな唾(つば)のしぶきが吐き出されます。この唾のしぶきのことを「飛沫(ひまつ)」と言います。この飛沫には高濃度のウイルスが含まれていますが、飛沫は5マイクロメートル(1μm=1000nm)程度の大きさがあり、重みのせいで空気中を漂う間もなく、すぐに地面へ落下してしまいます。

けれど、その飛沫(ひまつ)の水分が少しずつでも蒸発すると、ウイルスが唾(つば)の水玉の外へ出て、そのまま空気中を漂う(ただよう)という状態になります。こうして空気中をプカプカ漂うことになったウイルスが空気中にいる新型コロナウイルスということになります。

こうした空気中に漂うウイルスは、感染者が咳やくしゃみをした後、一部はすぐに感染力を失い、時間経過と共に感染力のあるウイルスの数は減っていきます。そのうちで最長寿命のウイルスは3時間の感染力を持つ、ということです。

嬉しい情報は、新型コロナウイルスに関して、こうした空気中に漂うウイルスからの感染は考えにくいとされていることです。

ウイルスの空気感染というのは、例えば、水疱瘡(みずぼうそう)のような感染の広がり方をすることです。水疱瘡の場合、水疱瘡にかかっている子どもと、まだかかったことのない子どもが一緒の空間にいると、未感染の子どもも水疱瘡にかかりますよね。けれど、新型コロナウイルスに関しては、水疱瘡のようなカタチでの感染はまだ確認されていないということです。

物の表面に付着している新型コロナウイルスの感染力寿命

  • 0~72時間(3日間)プラスティックの表面
  • 0~48時間(2日間)ステンレスの表面
  • 0~24時間(1日間)段ボールの表面
  • 0~4時間 銅の表面

情報リソース:https://sante.journaldesfemmes.fr/fiches-maladies/2628065-coronavirus-duree-de-vie-air-surface-vetement-objet-chaussure/

物の表面にウイルスが付着するってどういうこと?

新型コロナウイルスの居候先は感染者の体内なので、そのウイルスが物に付着するということは、ウイルスがまず感染者の体外へ出てくる必要があります。ウイルス感染者の咳やくしゃみ、口周りについている唾など、唾や鼻水などとしてウイルスは感染者の体外へ出ます。

次に、感染者がその鼻や口などを触った場合、感染者の手にウイルスが付着しますよね?そこから、ウイルスがついた手でドアノブや手すり、電気のスイッチなどを触ればウイルスが物へ付着する、ということになります。

また、感染者のケアをしている方の手に付着したウイルスが上記と同じように物へ付着する場合もあります。

実は、唾や鼻水など以外にも注意しなければならないものがあります。それが感染者の糞便です。感染者の糞便には感染力を維持したウイルスが含まれているからです。

家庭で、感染しているかもしれないお子さんのケアをする方は糞便の取り扱いには慎重になる必要があります。使い捨て手袋をしたり、オムツなどは一回、一回、袋に入れて縛ってごみ箱へ捨てるのがいいでしょう。オムツなどのケア後の石鹸による手洗いは、お子さんが病気でも病気でなくてもした方がいいのは言うまでもありません。

また、感染が疑われる方が家庭にいる場合は、トイレのフタを閉めてから水を流すようにした方が安全です。糞便に含まれるウイルスがトイレの水に混じり、流すときにトレイの水しぶきが便器の外へ出る可能性があるからです。

ウイルス破壊 感染力の失活方法

キャプシドと呼ばれるタンパク質の殻の内側に遺伝子が格納されただけの構造、これがウイルスに共通する構造ではありますが、その構造がエンベロープという構造で覆われているウイルスとそうでないウイルスがいます。

新型コロナウイルスは、エンベロープ構造を持つウイルスです。

エンベロープウイルス

そして、エンベロープ構造を持つウイルスは、アルコールや石鹸などでエンベロープを破壊することによって失活させることができるウイルスなのです。(※エンベロープ構造を持たないウイルスはアルコールなどが効きにくい。)

つまり、新型コロナウイルスは、石鹸や70% or 80%エタノールによる消毒で感染力を失活させることができます。

アルコールがエンベロープを破壊

画像リソース:https://family.saraya.com/kansen/envelope.html

飛沫感染や物などに付着しているウイルスからの感染予防対策

人との距離をとる

私が住んでいるフランス政府の新型コロナ対策のサイトでは、主な感染経路として感染者からの飛沫感染が挙げられ、感染が起こる条件として次のように書かれています。

  • 感染者の正面1メートル以内に15分以上いて、感染者が飛沫(唾のしぶき)を出す状況があった場合(具体的には咳、くしゃみ、会話など)。

情報リソース:https://www.gouvernement.fr/info-coronavirus

そのため、フランスでは「同じ家に居住しない者同士は、1メートル以上お互いに近づかない」というルールが設けられ、たまたま近所の人に会って会話をする場合でも、1メートル以上の間隔をとって会話し、お店入店のために並ぶ場合も人と人との間を1メートルあけて列をつくるようになっています。(※店内の人口密度を下げるため、お店に入れる客の数が限られ、スーパーなども時間帯によっては列を待ってから入店する必要があります。)

手洗い&物に付着しているウイルスの消毒

ドアノブや、携帯電話、手すりや電気のスイッチ、PCのキーボード、テレビのリモコンなど、よく手で触れる場所を定期的に70% or 80%エタノール(消毒用アルコール)を染み込ませたコットンなどで拭いて消毒することで、ウイルスが一人の手から別の人の手へ渡ることを防げます。

また、手に付着したウイルスを石鹸で洗い流す、これは最も有効な対策とされています。

免疫 vs ウイルス 水際の防衛戦

さて、前述のような感染者の飛沫やウイルスが付着した物に触ったら、即感染してしまうのでしょうか?

実は、そうではありません。

新型コロナウイルスの「ウイルス感染」とは、ウイルスが体内へ侵入し、細胞がのっとられ、増殖が始まった状態のことを言います。

最前線の闘い

もちろん、人の体も簡単にウイルスの居候を許すわけではありませんよ!

人体には何重にも防衛線が張られています

どんな防衛線か、ご説明しますね☆

人の体の外側は皮膚、もしくは粘膜に覆われていますよね。これが城でいう城壁やお濠の役割を果たします。

城壁やお濠は分厚い方が防衛効果が高まりますよね?人の皮膚にはその防衛効果を高めるために角質(かくしつ)という層があります。
(※美容のために除去した方が良いといわれる角質は不要になった角質のことであって、角質ケアが防衛力を低下させるわけではありませんのでご安心を。)

一方、粘膜の表面には角質がありません。そのため、外部からの敵の侵入に対しては、皮膚に比べれば脆く(もろく)なっており、新型コロナの侵入経路は主に粘膜からとなっています

ウイルスの侵入経路となる粘膜は3つ、目、鼻、口にあります。目からウイルスが侵入する場合は「結膜」という粘膜から、鼻から入ってきたウイルスは「副鼻腔の粘膜」や「のどの粘膜」から、口から入ってきたウイルスは「のどの粘膜」から体内へ侵入します。

粘膜の防衛戦略

では、粘膜にウイルスが付着したら、成す術がないのか?というと、そんなこともありません。人体には、城壁に侵入しようとする敵が滑って外に落ちやすい構造や敵と戦う兵士たちがいるからです。

例えば粘膜表面のpH(ペーハー;酸性、アルカリ性を表す数字)を調整してウイルスなどの敵(病原体)がとりつきにくい状態にしたり、敵を排除する物質を分泌したりしています(こうした仕組みのことを局所免疫と言います)。また、病原性のない菌(常在菌(じょうざいきん))で覆うことでウイルスなどの敵を追い払ってもいます。

また、のどから肺に至る気道の内壁を覆う「粘膜」には「線毛(せんもう)」と呼ばれるものがついていて、ウイルスなど空気中の異物が侵入してきたら、それらを体外に追い出す役割を担っています。

どうやって追い出すのかというと、直径1,000分の1ミリという小さな毛である繊毛が「繊毛運動(せんもううんどう)」をして異物を体外へ追いやってくれます

その映像をCGで作った画像がユーチューブにありましたので、ご紹介しますね。両側のにょろにょろ動いているのが繊毛で、壁から放出されて繊毛を覆うようになっている白いものが粘液です。

 

鼻や口、のどの繊毛たちは、このような繊毛運動を常に続けており、その繊毛運動によって、粘液は常に体の外へ向かって流れていきます。体外から入ってきた異物は粘液(ねんえき)に引っかかった後、この粘液の流れによって体外へ吐き出される仕組みになっています。

粘膜の防衛戦略の要は「繊毛運動」ということですね。

繊毛は1分間に約0.5~1センチメートルの速さで外へ向かって異物を移動させ、肺近くの異物が体外へ排出されるまでには、およそ30分かかるといわれています。

参考URL: https://www.lion.co.jp/ja/company/rd/topics/128

最前線の防衛システムをサポートするために私たちができること

このように、何も意識せずに生活していたとしても、私たちの体には防衛システムが備わっています。

けれど、もし、この体の防御システムを私たちが意識的にサポートしてあげれば、私たちの体の防衛力は格段に上がることになります。

どんな行動をしてあげれば、体の防御力を上げることができるのでしょうか?

 

新型コロナウイルスをもらわない3つの予防策

1. 普段接していない他人とは1メートル以上の間隔をとる。
(普段接している人とは様々なウイルスや菌を既に共有している可能性が高いので。)

2. 石鹸を使った手洗いを頻繁にする

3. うがいをする
/首を温める/水を飲む

1. 普段接している人でない他人とは1メートル以上の間隔をとる

これは飛沫感染予防の対策です。

飛沫(唾のしぶき)はその重みのせいですぐに地面へ落下するということは前述しましたね。フランスの政府のサイトの情報によると、他者の飛沫が自分に付着することを防ぐ目安となる距離が1メートルということです。

2. 手洗いを頻繁にする

世界中で「手洗い励行」が叫ばれています。手についただけでは感染には至らないのに、手洗いが大切とされるのはどうしてなのでしょうか?

その大きな理由は、ウイルスのついた手で自分の顔を触ることによって、目、鼻、口などの粘膜から感染する、というのが主な感染経路になっているからなんです。

実は、人は無意識に自分の顔に触る癖があります。「Face touching: a frequent habit that has implications for hand hygiene.」という論文によると、人は平均して1時間に23回も自分の顔に触れていることがわかっています。

この論文の報告は以下のようなものでした。

  • 26人の医学生を対象として実験を行ったところ、被験者は1時間に23回、顔に触れていた
  • 顔に触れたうちの44%は鼻や口や目など粘膜への入り口器官だった。
  • 触った粘膜入り口器官の内訳は、口が38%、鼻が31%、目が6%だった。

そして、これらの動作は無意識に行われていたということです。

つまり「粘膜がある目、鼻、口を触らないように気をつける」というのは土台無理な話だということなんですね。それで、手洗いをして手を清潔に保った方が高い感染予防効果が得られる、という結論に至ったわけです。

同じ論点では、マスクをすることも有効といわれています。無意識に口や鼻を触ろうとしたときにマスクによって阻まれるからです。

効果的な手洗いの仕方
手洗い

効果的な手洗いの仕方は、石鹸で30秒手をこすること

石鹸で洗うのが有効な理由は、前述のように、新型コロナウイルスが脂質性のエンベロープという膜で覆われていて、石鹸は脂質性のエンベロープを破壊することができるからです。(石鹸は脂を落とすことができますよね?)脂質性のエンベロープを破壊できればいいだけなので、石鹸は薬用である必要はありません。

また、新型コロナウイルス感染症の症状の特徴には下痢があります。

感染者の糞便には感染力を維持したウイルスも含まれているので、感染者が使用した後のトイレ後はもちろんですが、不特定多数の人が使用する施設のお手洗いなどを利用した後は、石鹸で入念に手を洗うか、石鹸が切れている場合は、アルコール消毒ができると理想的です。
(※コットンに消毒用アルコールを染み込ませたものを小さな密閉容器に入れてポケットなどに入れ持ち歩いていると、洗面所に石鹸がないところでも、いつでも手を消毒できるのでとても便利ですよ。)

ちなみに、30秒の目安は「もしもしかめよ、かめさんよ~」と、童謡の「うさぎとかめ」を2回繰り返し歌うと、大体30秒くらいになります。お子さんに手洗いを教える際には、歌を歌いながら手を洗ってもらうとよいでしょう。

洗った後の手は、できれば使い捨ての紙タオルで拭くのが望ましいです。共用のタオルは共用者全員の感染源となりかねないからです。

また、手についたウイルスが顔について、手は洗ったからいいけれど、顔についたウイルスがまた手に移って、などとなることもあるので、手と顔はセットで洗うのが一番おススメです☆

情報リソース:https://toyokeizai.net/articles/-/327779?page=2

3. うがい・首を温める・水を飲む

この3つの対策は、のどや気道の繊毛機能をサポートする心がけです。

水際の防衛戦略は繊毛(せんもう)運動が要なのでね!

うがい

のどは、空気と共に入ってきたウイルスなどの異物が付きやすく、また、線毛運動で肺や気道から送られてきた異物の終着点ともなっています。のどに溜まった異物を定期的に洗い流すことによって線毛運動をサポートすることができます。

また、のどの粘膜や血管を強化し、粘液の分泌や血行を盛んにすることでウイルスなど病原体への抵抗力を高められる、という効果もあります。

ただ、長時間の外出後に自宅でうがいをしても、あまり効果は期待できません。ウイルスが粘膜に付着してから体内へ侵入するまでの時間は約15~20分とされているため、不特定多数の人に接近することがあるような外出時は、外出中にこまめに水分を取ってのどの粘膜を洗い流すほうが効果的なんですね。

首を温める

実は、繊毛は「寒さ」や「乾燥」に弱いです。

のどが冷えたり乾燥したりすると、繊毛の動きが鈍くなり、異物を体外へ吐き出す排出機能が下がってしまいます

寒さから守るためにマフラーやタートルネックのお洋服などでのど暖め、マスクをすることでのどの乾燥を防ぐと効果的ですよ。

頻繁に水を飲む
コップ一杯の水

繊毛が「乾燥」に弱いことは前述しましたが、ただマスクをするだけよりも、積極的に水分を摂取することで病気になりにくくなることが知られています。( ← 個人的にはコレは手洗いにつづいて最強な対策だと思います。)

  1. 空気の乾燥と体内の水分不足が重なると、のどの粘液の層が薄くなります。
  2. すると、繊毛がヘナッと寝たままになり、繊毛(せんもん)運動が活発でなくなります。
  3. すると、繊毛運動によって作られる粘液の流れがい鈍くなります。
  4. 結果、ウイルスが体内に侵入しやくなってしまうのです。

せっかく水分補給をするなら、より効果的な水分補給をしましょう。

日本呼吸器学会の最高賞を受賞している玉置淳先生(注釈1)によると、1時間、2時間ごとに少量の水を飲む(コップ1杯程度)のが良いそうです。コップ1杯の水を一日7、8回飲めば脱水から線毛を守ることができ、線毛を活発に保つことができます。

こうした水分補給を行うことで、横浜市のもみじ保育園(注釈1)の園児や保育士さんの間では、風邪のウイルスが蔓延しなくなったそうです。ぜひ実践してみてくださいね!

注釈1の情報リソース:https://kakaku.com/tv/channel=10/programID=75709/page=43/

 

あとがき

実は、理学部とか研究室(元 医学部研究室勤務の身です)、っていうのはオタクの集まりなんです。ちなみに英語でオタクのことを「ギーク」と言います。

私もいい加減オタクだな~っと、改めて思いながら、記事を書かせてもらいました。ウイルスvs人体の攻防戦などを調べていると、頭の中でリアルにウイルスの気持ちとか粘膜の気持ちとかイメージできちゃって、感情移入しちゃいますね(私だけか(笑))。

研究室の方々は、だいたい皆、顕微鏡で細胞とか見ながら「この細胞ちゃんが・・・」とか愛情深くてアブない発言しながら仕事してます(笑)。

今回は最前線の攻防について書きましたが、第2弾でが体内の攻防について書いています。

ウイルス講座 第2弾はこちらです!

素人にも分かりやすいウイルス講座 Vol.2 免疫力UPに欠かせないこと