「よし、今回こそは○○するぞ!」と思っても、行動できない。

行動できる人を羨みながら「行動できない自分に自己嫌悪」。

そんなことはありませんか?

実は、行動できないのには、シンプルな理由があるんです。

その理由とは、「潜在意識が、その行動にメリットを感じていない」ということ。

行動できない理由

できない行動に潜在意識がメリットを感じていないことは確かですが、「何故、メリットを感じないのか?」というと、その理由は様々です。

行動できない理由 – その①

一番、単純な理由は、「あなたは、本当にはそれを望んでいない」という場合。

これは「行動しよう、と思った切っ掛け」を振り返ることで分かります。

何故「やろう!」と思ったのでしょうか?

行動を決めたきっかけは何?

 

  1. 「やりたい」と思ったから。
  2. 誰かから「やるといい」と言われたから。
  3. 「やれば、君の悩みが解決する」、「あんな良いこと、こんな良い未来が待っている」という宣伝文句を信じたから。

行動しようと決めた切っ掛けが1番なら大丈夫。

でも、2番や3番のように「やると、こんな良いことがあるよ」と、他人に言われて行動を決めた場合は、うまくいきません。

「行動したら、絶対に自分にとってメリットだ」と頭で思ったとしても、本当には、あなたにとって不必要なことなのです。

行動できない理由 – その②

2番目の理由は、「潜在意識の不安や怖れ」があなたを動けなくしている場合。

この場合、あなたにとって「行動した方がいいのに」動けていない可能性があります。

「潜在意識の不安や怖れ」が小さい場合は、無理やり行動することで「案ずるより産むが易し」を経験できるのですが、何度も「行動できない」が繰り返されている場合は、行動することに抵抗する理由が潜在意識に潜んでいる、ということなんですね。

それを突き止めて、その潜在意識の声に共感を届けることで、潜在意識の緊張をゆるめていく必要があります。

行動を怖れる潜在意識

筆者は、お客様の潜在意識との対話や自分自身の潜在意識との対話を日常的に行っているのですが、その中で「怖れや不安で動けなくする」潜在意識は、よく現れます(笑)。

「行動した後で傷つくようなことが起こらないように恐れや不安で動けなくしている」という場合もあれば、「親がいつも怖れや不安で縛ってきたから動けなくなっている」というケースもあります。

あなたが、どんな理由で行動できないのかは、「行動しようと思っても、ブレーキがかかる」感覚を「過去に感じたことがあるとしたら・・・」と、自分に問いかけ、感覚の記憶を遡ってみることで見つけやすくなります。

出来事は思い出さなくて大丈夫なのですが、「こんな感覚があった」という記憶を遡っていきます。

例えば、古い過去に「行動しようと思ったのに親などに引き留められて果たせなかった」「行動した結果、とてもイヤな目に合った」などということはなかったでしょうか?

行動できるようになるために

その① – 外部からの刺激で「行動しよう」と思わない

まずは、外部から刺激されたことを「行動しよう」と思うのはやめましょう。

また、「行動したいけどできない」という風に感じたら、「自分は本当は、どうしたいの?」と問いかけてみてください。そのとき「やりたくない」という気持ちが出て来たなら「やらない」という行動をすることを認めてあげましょう。

その② – 自分が行動したいことに気づくセンサーを磨く

次に、「自分が興味のあること」「行動したくなることとは何か?」日頃から感じるセンサーを磨いていきましょう。

子どもの頃から努力なしに何度も繰り返されている行動なは、「敢えて行動したい」と感じることはありませんが、自然と行動力の上がる行動になっています。

「無意識の行動」を知る

 

1. できれば、幼稚園や小学校低学年の頃のことを思い出してみてください。その頃にしていた遊びの場面を思い出して、あなたが頻繁にしていた行動を思い出してみます。

 

  • ままごとのお料理ですか?
  • ヒーローごっこで、敵と戦うバトルですか?
  • アニメの登場人物になりきって遊んでいたときに、演じていたキャラクターは?
  • 幼稚園や学校では、聞き役?こんな遊びをしよう、と誘う役?喧嘩の仲裁役?
  • 暇があればお絵かき?レゴ?電車や車での遊び?

 

毎日繰り返していた行動を思い出します。

 

2. 次に、大人になって、今までしてきた仕事の中で、一番多くの時間を費やしてきた行動や作業も振り返ってみましょう。

 

3. 1と2の共通点を探してみましょう。

このワークによって、例えば、こんなことに気づいた方がいらっしゃいます。

Aさん:話の聴き役

子どもの頃は、お友達の話を聞いていて、大人になってからも、仕事の中で、いつも誰かの話を聴く役をしていた。
この方は、職業としては「お客さんの話を聴く」ための専門職ではなかったのですが、振り返ってみれば、お仕事の中で相手の話に耳を傾ける、同僚の話を聴く、友達からも相談されて話を聴く、ということばかりしてきた、ということでした。

Bさん:コミュニケーション&繋げ役

子どもの頃は、友達と話すこと、友達と友達の間をとりもつことをしていた。大人になっても、コミュニケーションをして、誰かと誰か、或いは組織と組織をコーディネートしたり、システムとシステムを繋げたりしていた。

この方は、ある職場で自分が「人とのお喋りが多く、人と繋がりを持つ傾向がある」ことを批判的に評価されていました。でも、社内評価が下がっても「そのやり方が問題だと思ったことすらなかった」とおっしゃっていました。

Cさん:適材適所を見つける役

ビデオ・ゲームで、いつも接近戦ではなく遠隔狙撃の武器を選んでいた。

いつも、遠くから全体の戦況を把握し、分析し、戦略を考えてから行動し、結果を検証していた。

こうして、Aさん、Bさん、Cさんの例を見ると、「人と関わり、繋がることでネットワークを広げていく」という行動が、如何に素晴らしくても、それをCさんが行動に移すのは腰が重くなるでしょうし、Bさんに、「人と意見交換をせずに、戦略を立て、それを実行に移したあと、結果を検証する」という行動は、楽しめないことなのが分かりますよね?

その③ – 潜在意識の不安や怖れを探る

自分を動けなくする「不安や怖れ」がないか、観察してみましょう。

「不安や怖れ」で行動できなくなっている、と気づいたら、その「不安や怖れ」の言い分を聴いてみましょう。