「また○○が××してる・・・ストレス」
「〇〇が××するから、自分の平和が乱される!!」
こんな風に、誰かの発言や行動によって、繰り返し、強いストレスに晒される状況をどうにかしたい、と悩んでませんか?
あなたの状態は「〇〇という誰かがが変わってくれないと、自分に平和が訪れない!!」つまり、自力でストレス解消ができない、という辛い状況にあると思うのですね。
でも「ストレスは自分で解消できる」と思えるようになれば、そのストレスに支配されなくて済むようになるんです。
どうやったら、そんなことできるの!?
という疑問にお答えする記事です。
ストレスの意味 何故ストレスを感じるのか?
ストレスは自分で解消することができます。
解消するだけでなく、ストレスの意味を読み解くことで、自分にとって大切な価値観を読み解き、ストレスを「自分らしさ覚醒」の糧とすることもできます。
そのことを分かりやすく説明するために、まずは体のストレス、痛みの意味についてご説明します。
痛みは嫌われ者ですが、何故、痛みを感じるか、ご存知でしょうか?
痛みの役割
痛みを感じるとき、私たちは「早く痛みをなくしたい」と思います。
けれど、もし痛みを感じることができなければ「ケガをしても流血しながら走り続ける」ということが起こってしまいますよね。
つまり「痛み」は体に起こっている異常を知らせてくれる大切なシグナルなんです。
このシグナルを感知することによって、私たちは体の異変に対処し、死に至る前に治癒することができます。
例えば、激しくこけて足を骨折してしまったとしましょう。
もし、痛みがなければ激しい運動をしつづけるかもしれません。
足を骨折しているのに激しい運動をつづけたら、怪我をしている足の状態はさらに悪化してしまいます。
けれど痛みがあれば、痛いのでそれ以上の激しい運動を思い留まることになり、治療することになります。
こうして結果的に、私たちは体を早期回復させて、命を守ることができています。
ストレスの役割
では、ストレスには、どんな役割があるのでしょうか?
ストレスを感じる状態というのは「~がイヤだ」と感じている状態です。
「~がイヤだ」の裏側には「本当はこうあってほしい」という願いや望みが隠れています。
「本当はこうあってほしい」という願いや望みは、大きくなれば大きくなるほど、感じるストレスの度合いも強くなります。
つまりストレスとは、「本音にある願いや望み=自分らしい価値観」にあなたを覚醒させる役割を持っているのです。
人間関係のストレスでは、どうしても、次のような「自分 vs 相手」という構図が出来上がってしまいますよね。
- どちらが正しいのか?
- どちらが非常識なのか?
- どちらがどちらの言うことを聞くべきなのか?
「どっちかが良くて、どっちかが悪い」という前提で相手や自分の行動・発言をジャッジしようとしてしまいます。
けれど、相手がいるために感じたストレスであっても、他人は自分の人生劇場の脇役にすぎません。
あなたが人生劇場の主役なのです。
脇役たちは、主役の人生を輝かせるために出演しています。
ストレスの活用法を身に着けることで、さらに輝いていくには、どうしたらいいのでしょうか?
「嫌な気持ちになった!」
そのとき、本当はどうしてほしかったでしょうか?
そのせいで、どんなことができなくなってしまったことにストレスを感じたのでしょうか?
実は、その「本当はこうしてほしかった」「○○ができなくなって困った」という部分には、あなたにとって大切な価値観が隠されています。
「本当はこうしてほしかった」
「〇〇ができる状況が欲しかった」
が、あなたにとって、とても大事だとしたら(大事だと仮定したとき)どうして大事なのでしょうか?
心に問いかけてみてください。
同じ問いかけを、出てきた答えに対しても、繰り返し行います。
すると、同じような価値観が堂々廻りする瞬間が出てくると思います。
それは、あなたにとって、とても大切な価値観なんですね。
ストレスの反対側にある「本音にある望み」を知ることで、あなたが本当に大切にしたい「自分らしい価値観」に気づき、自分らしさに覚醒することができます。
ストレスを感じているのに人生を軌道修正しないままでいると、心や体が消耗し、それらがやがて病気につながったり、鬱症状につながったりします。
自分では、どうにもできないような人間関係のストレスも「自分で解消できる」と思えるようになれば、ストレスのプレッシャーを大きく緩和することができます。
最後に、ストレスを中和して、心と体をリラックスさせるイメージ呼吸法音声をご紹介します☆
「不安なこと」「怖いこと」「無くなってほしい嫌なこと」をゴミ捨てして風に運んでいってもらうイメージ
★どんな効果がある?★
「不安なこと」はまた同じようなことが起こるんじゃないか、という懸念事項、
「恐れ」は同じようなことが繰り返されたときの結果としてイメージしてしまうこと、
「無くなってほしい嫌なこと」は今、嫌だと感じているストレス。
それらを心と体から外に吐き出す「イメージ呼吸音声」になっています。
ストレスや不安、などは不愉快な感覚なので、向き合うのを避けていると無意識のうちにどんどん降り積もっていってしまいます。
リラックス状態では、不安も恐れもそれほど怖い気持ちにはならないので、その状態で意識を向け、一つ一つ感じきってあげることで、様々な感情を昇華していってあげることができますよ。
「ストレスに向き合う」その第一歩は現実をジャッジせずに、ニュートラルに見つめることです。
その具体的な簡単な方法をこちらの記事でお伝えしています。