あなたは、時々、次のような不安に駆られることがありませんか?

  • 皆と同じかどうか、いつも気になる。
  • 人と違うと不安になる。

周りの目を気にせずに「自分を優先できたら、どんなに楽だろう・・・」と、自分が情けなく思われることもあるかもしれません。

どうやったら、「人目を気にせず、自分を受け容れる」ことができるようになるのでしょうか?

「人と違う」不安を消そうとしてはいけない理由

あなたには、これまで、こんなことがありませんでしたか?

「人と違っても気にしない」というメンタルを持とうと思えば思うほど、「人目が気になる」「人目を気にしてしまう自分がダメに思える」という悪循環に陥ってしまう・・・。

そうなんです。

「人と違うことに対する不安」を消そうとすればするほど、不安は増大してしまうんです。

不安を消したい、怖れを消したい。

そんなときは、「どうして、こうなっちゃったんだろう?」という思考に陥りがちです。

ですが「どうして、こうなっちゃったんだろう?」と考えると、不安や怖れの感情が膨らんでいってしまいます

何故なら、原因が見つかると「だから自分は不安になって当たり前だ。悪いのは○○で、自分じゃない」という思考に陥ってしまうからです。

では、こうした「不安」や「怖れ」から解放されるにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、不安や怖れの裏に隠れている欲求について正確に知ることなんです。

「人と違う」不安の裏に隠された潜在意識の欲求とは?

それでは、あなたの「人と同じでいたい」という気持ちの裏には、どんな欲求が隠れているのでしょうか?

実は、誰にでも共通している欲求があります。

「人と同じであれば、もっと楽しめる。人と衝突しなくて済む。自分の居場所に違和感を感じなくて済む。居心地がよくなる」

居心地がいいところにいれば、安心感を得られる。

そうなんです。

実は「不安」や「恐怖」の反対側にある感情が「安心感」であり、隠れ欲求なんですね。

「人と違うことの不安」は、裏を返せば、「安心したい」という欲求がある、というサインだったんです。

 

真の欲求がはっきりしたところで、解決法を考えてみましょう。

実は、「人と違うことが不安」とはいえ、人と同じでも、違っても、さほど大きな不都合は生じていないはずです。

逆に、「人と違ってもいい」と認めることができれば、今度は「気楽でいい」などのメリットさえも感じるようになるはずです。

結局、「人と同じであれば安心だ」は単なる思い込み、事実ではないということなんです。

でも、「漠然とした不安と緊張感」をずっと抱えていると、やはり、漠然と安心な「人と同じになりたい」という欲求を感じてしまいます。

まとめると、「人と同じになることで安心したい」のだけれども、実際には「人と同じだからといって、安心できるとは限らない」ということです。

では、どうしたら真の欲求である「安心感」を得られるのでしょうか・・・?

「人と同じなら安心」という価値観を捨てる方法

あなたは「人と違うこと」は、何か悪いこと、ダメなこと、だと考えていませんか?

けれども、そんなあなたの「人と違うことへの否定観念」は、何かをきっかけにして芽生えているはずです。

例えば、「人と違うことでいじめられた経験がある」とか、「人と違うという理由で理不尽に責められた経験がある」とか・・・。

「人目を気にするようになった時期」を時代を遡って突き止めてみてください。

その時期に、具体的に、どんな出来事があったか、思い出してみましょう。

そして、こちらの記事にある「インナーチャイルドワーク」を使って、その頃の自分と対話をしてみましょう。インナーチャイルド

苦手や怖れを克服したい人のための心理手法「インナーチャイルドとの対話」4ステップ 【体験談】

 

実は、あなたがイメージしている「人と同じだったら、もっと安心できるはず・・・」は、「人と同じであることのメリットだけ」をイメージした幻想であって、現実ではありません。

現実に、あなたが「人と同じ」という状況を手にしたときには、あなたは、メリットと共にデメリットも漏れなく体験しなければならなくなります。

そのとき、あなたは「人と同じになったら不安が解決すると思っていたのに・・・」とガッカリすることになるでしょう。

つまり、「もっと人と同じだったら、安心できるのに・・・」という幻想的な思考がなくなれば、あなたは、もっと楽に「自分らしく」いられるようになるんですね。

そのために、「人と同じ」ことのメリットだけでなく、デメリットについて、認知のワークをしてみましょう。

まずは、今あなたが持っている「幻想のイメージ」を書き出してみます。

あなたが持っているイメージ

  1. 「皆と同じ」人たちが持っているメリットを書き出す。(あなたの思い込みで大丈夫です。)
  2. 「人と違う」自分が持っているデメリットを書き出す。(あなたの愚痴や不満)

これが、あなたの今の価値観です。

それでは、本当は、どうなのかも考えてみましょう。

現実の客観的な認知

  1. 「自分が人と違う」と感じた場面をリストアップする。
  2. そのとき、被ったデメリットが具体的にあったか、どうか思い出してみる。
  3. 「人と違う」おかげで、身についた能力があるとしたら、それは何か、リストアップする。
  4. 3の答えが、今の自分をサポートしてくれているとしたら、それはどんなことか、リストアップする。
  5. 「皆と同じ」で困ることがあるとしたら、どんなことがありそうか、リストアップする。
    (「皆と同じ平凡な人」が持っている悩みがあるとしたら、どんなことでしょう?)

こうして整理してみると、「人と違う」ということが、不安になるほど、大きなデメリットでもない、と思えてきませんでしたか?

また、実際には、あなたが思っているほど、あなたは「人と違う」わけではないでしょう。

セルフイメージと現実がズレていることは多々あるからです。

本当の自分の「人と違う度」測定

 

「皆は〇〇なのに、自分は△△」

 

あなたの場合、この〇〇と△△に、どんな言葉が当てはまりますか?

 

このフレーズをどこかにメモしておきましょう。

  1. そして、今この瞬間から「〇〇でない他人」を探してましょう。
  2. 同時に「△△である他人」も探してみます。
  3. さらに、「自分の〇〇な側面」と「自分が△△でない瞬間」も探してみます。
  4. 1週間後に、このメモ「皆は〇〇なのに、自分は△△」を再度、眺め返してみてください。

いかがでしたか?

人が感じる「不安」は、想像によって、つくり出されます。

そして、その想像について、思考が「良い/悪い」の価値判断をすることで、「不安」を感じたり、「○○が欲しい。○○でない現状が辛い」という感情を創り出してしまうんですよね。

「不安」の9割は、事実に根差した危険を元にしておらず、「思考」が創り出した幻想である、ということを思い出すようにしましょう。

そして、その幻想をニュートラルに戻していくことで、ほとんどの不安は消えてしまいます

ぜひ、ワークを実践して「不安」を「安心感」に変えてみてくださいね!

 

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