潜在意識でお金を引き寄せたいあなたは、「ガムシャラにお金だけを追いかける人生」ではなく、楽しく心も充実する仕事でお金を稼ぎたい、と思っていませんか?
「自分のやりたいこと」でお金を稼げるようになっている方々には共通する特徴があります。
それは・・・、
「自分のやりたいこと=お客様が期待すること」になっている、ということです。
普通は、以下のどちらかになっている場合が多いので、チェックしてみてください☆
- 「世間のニーズや流行り」に振り回されて「自分がないがしろ」になっている。
- 「自分のやりたいこと」にこだわりがあり、「自分を取り巻く環境に盲目」になっている。
お金を追いかけるのではなく、お金を自然と引き寄せる仕事の仕方をしていくには、両方が一致している必要があります。
/
どうやったらいいの?
\
この記事でお答えします。
心の視野
私たちは、「心の視野が狭くなるとき」と、「広く俯瞰的な視野をもっているとき」があります。
心の視野が狭くなっているときは「2つの相反する考え方や価値観」に対して、「絶対にどちらかを否定しなければいけない」ような気分になりますが、同じことを高い視点から眺めることで、両方を認める、より良いアイデアが湧いてくることがあります。
例えば、「楽しく心も充実する仕事でお金を稼ぎたい」という視点。
これは、「お金を稼ぎたい」と「人生を楽しく充実させたい」という2つの価値観が混ざっています。
一昔前までは、「お金をたくさん稼ぐ」ことと「人生を楽しく充実させること」は両立させるものではなく、どちらかを選ぶものでした。
「好きな芸術を仕事にしようと思うなら、貧乏暮らしを覚悟しなければならない」とか「一人前にお金を稼ぎたいなら、汗水流して働いて当たり前」という考えが一般的だったのです。
「楽しみ」や「充実感」など、自分にとって嬉しいことは、お金を稼ぐための仕事ではなく、お金をかけて楽しむ趣味などに見出すのが普通だったわけですね。
けれど「仕事がしんどい」ことに対する違和感や人生の大半を仕事に奪われ、その時間が「ストレス」になるこに疑問を持った若い世代の中から
「楽しく心も充実する仕事でお金を稼ぐ」という価値観を体現する人が現れ、多くの方がこの価値観に共感するようになってきました。
「お金を稼ぎたい」と「人生を楽しく充実させたい」という2つの価値観を内包する新しい価値観として「楽しく心も充実する仕事でお金を稼ぐ」という価値観がうまれたのです。
統合的な視点
実は、相反する価値観は、必ずしも、どちらか一方が正しくて、一方が間違っている、ということはありません。
どちらにも価値があり、想像力を豊かにすることで、両方ともの価値を同時に実現する在り方がうまれるのです。
それでは、記事冒頭の2つの仕事の在り方について考えてみましょう。
- 「世間のニーズや流行り」に振り回されて、「自分がないがしろ」になっている。
- 「自分のやりたいこと」に強いこだわりがあり、「自分を取り巻く環境に盲目」になっている。
何かを「売ろう」と考えるとき、買ってもらうために、消費者の欲望を満たす、ということに意識がいきやすくなります。
ところが、そうすると、自分がお客様の望みを満たす道具、のような立場になってしまいかねません。
一方で「自分のやりたいこと」ばかりにこだわると、自分の理念や理想ばかりを追いかけ、「買ってくれる人」に響かないものを売ることになりやすくなります。
前者の仕事では「自分が楽しい、充実している」と感じることが難しくなります。逆に後者では「貧乏暮らし」になってしまいかねませんよね。
ですから、楽しく心も充実する仕事でお金を稼ぐには、「自分のやりたいこと=お客様が期待すること」になっている必要があるのです。
誰にでもある貢献欲求
「自分のやりたいこと=お客様が期待すること」これを叶えることは誰にでも可能です。
近代に入って打ち立てられたトランスパーソナル心理学では、ある程度、自分の欲求が満たされてくると『他者に貢献したい』という純粋な欲求が生まれるようになる、とされているからです。
人間は生まれると、まずは欠乏欲求を満たそうとする性質があります。
欠乏欲求 ・・・○○が足りないから、それを満たしたい。
欠乏欲求の中でも、人が最初に満たそうとするのは「生理的欲求」です。
「生理的欲求」が満たされると、次は「安全欲求」が出てきます。
下記にまとめているように、1つの欲求が満たされると次の段階の欲求が出てくるようになります。
【欠乏欲求】
o 生理的欲求 ⇒ 命をつなぐための欲求
例:食べたい 飲みたい 寝たい
o 安全の欲求 ⇒ 快適な状態を保つための欲求
例:雨、風、敵に脅かされない安心な住居が欲しい。自分の空間を守りたい。気持ちよくいたい。
o 社会的欲求⇒ 孤独はイヤ。仲間がほしい。グループに帰属したい。つながりたい。
例:自分を抑えて相手の言うとおりにしてでも、社会の中に自分の居場所をみつけたい。恋人がほしい。家族がほしい。
o 尊厳欲求 ⇒ 自分を周りに認めてもらいたい。 周りに尊敬されたい。自分を尊重してほしい。
全ての生き物にとって、まずは生きることが最優先です。
でも、同じ生きるなら、できるだけ自分が安全で快適な環境がいいわけです。
自分の「体」が安全で快適だなと思ったら、今度は「心が満たされる」ことを求め始めます。
ここまでは、自分に「足りない」と感じているものを、他人や自分の外側の環境を変えることで満たそうとします。
しかし、ある程度「欠乏感」が満たされてくると、今度は「成長欲求」というものが出てきます。
成長欲求には「自己実現欲求」があり、この段階で初めて「周りの環境や他人に働きかけて自分を満たそう」という発想から「自分の活動や成長へ関心が向く」という、意識の変化が起こるのですね。
【成長欲求】
o 自己実現欲求⇒ 自分の活動や成長へ関心が向く。
例:自分らしさとは何か?知りたい。自分らしい創造的な活動を仕事にしたい。自分を磨きたい。
「欠乏欲求」を満たそうとしている段階では、自分中心の見方で他人や周囲の環境が見えていたのが、「成長欲求」の段階では「自分のこと」に意識が向かうようになります。
けれど、ここでも、やはり周りのことは客観的には見えていません。
「自分のやりたいこと」をある程度達成して初めて、人は「純粋に他者に貢献したい、という貢献欲求」というものを感じるようになるのです。
「貢献欲求」の段階では、「他人の視点で、他人が見える」ことになります。
この心理学が唱える「貢献欲求」の段階では、自分を抑圧して「他人へ貢献しよう」という姿勢ではなく、本質的な自分を尊重しながら「他人が何に悩み、何を求めているか?」が見えている状態です。
【貢献欲求】
o 自己超越状態 ⇒ 他者や世界の課題、使命に貢献し、我を忘れて、その役目・目的の遂行と達成のみを純粋に求める状態。心が向く。
つまり、このトランスパーソナル心理学が唱える『あなたの貢献欲求』が分かれば、「自分のやりたいこと=お客様が期待すること」という、楽しく充実した仕事をするために必要なことが分かる、ということになります。
実践方法
では『あなたの貢献欲求』を知るためのワークをご紹介します。
先ほどお伝えしたように、人の望み=欲求は、「欠乏欲求」⇒「成長欲求」⇒「貢献欲求」というように変化していきます。
あたまの中で、この変化が起きる質問を自分に問いかけていくことで、自分が持っている『貢献欲求』が分かるようになります。
まずは、何故仕事をしたいのか?「仕事をする理由」を自分に問いかけます。
おそらくは「お金を稼ぐため」という答えが心に浮かんでくるでしょう。
次は「お金を稼ぐことで、どうしたいの?」と自問します。
出てきた答えに対して、さらに「それをすることを通して、さらにどうしたいの?」と聞きます。
この問答を繰り返していきます。
おそらく、最初は「 生理的欲求 ⇒ 食べたい 飲みたい 寝たい」、「 安全の欲求 ⇒ 雨、風、敵に脅かされない安心な住居が欲しい。自分の空間を守りたい。気持ちよくいたい。」などが出てくると思います。
それらの答えに対しても「それを得たら、次はどうしたい?」と自問をつづけます。
すると今度は「 社会的欲求⇒ 孤独はイヤ。仲間がほしい。グループに帰属したい。つながりたい。恋人・家族が欲しい」などが出てくるかもしれません。
さらに、ずっと続けていくと、「 自分を周りに認めてもらいたい。 自分を尊重してほしい」そして「自分らしくありたい」などが出てきて、最後に「周りと一緒に○○したい」というような貢献欲求が出てくると思います。
セッションでセラピストに誘導してもらうことで、より深く腑に落ちる答えが見つかりますよ☆
無料カウンセリングのご案内はコチラから ▶▶▶ 無料カウンセリング