この動画は日本赤十字社広報室がつくったものです。

「新型コロナウイルスは、”体の感染症”、”心の感染症”、”社会の感染症”の3つの顔を持っており、これらが”負のスパイラル”としてつながることで更なる感染の拡大につながっていくことを伝えるため、日本赤十字社では、この負のスパイラルを知り、断ち切るためのガイドをホームページ上で公開しておりました。それを更にわかりやすく伝えることを考え、今回の絵本アニメーションでの表現を企図しました」

コロナ保菌者はいつどこにいるか分からない。明日自分がかかるかもしれない。自分が保菌者だったら、大切な人にうつしてしまうかもしれない。

そんな底知れない不安と恐怖で胸が苦しくなる生活をなんとかしたい。そう思っても、不安や恐怖を感じるのは人の心理の構造でもあるから、一人だけで立ち向かうのはとても難しい。

そんなあなたのために心を落ちつかせるイメージ呼吸法をお伝えします☆。

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不安を落ち着けるインスタント食品

お腹がすいたときにお湯を入れて3分待てば食べられるカップラーメンのように不安になった心がすぐに落ち着く心のインスタント食品があります。

それはイメージです。

悲しいとき、気分が落ち込んでいるとき、とても厚い信頼を寄せている人、崇拝している人、愛している人のことを考えると、勇気づけられ、元気になりませんか?

これは私たちが頭や心に抱くイメージが大きな影響力を持っている証拠です。

 

逆に、まだ現実には起こっていない危険をイメージすると不安になるんですよね。

「自分はコロナ保菌者かもしれない」「あの人はコロナかもしれない」「マスクしてない人はコロナを拡散するかもしれない」

これらは不安や恐怖を活性化するインスタント食品です。

 

ネガティブなイメージは不安や恐怖、攻撃性などといったネガティブな感情を呼び起こします。

こうしたネガティブな感情は、実際に体内の内分泌系や神経システムに影響を与え、実際に、呼吸や心拍、脈が乱れて、小さなことで自分や他人を責めたり、大切なことへの集中力が下がったり、体の具合が悪くなったりしてしまいます。最初は架空のイメージに過ぎなかったものが、最後には、呼吸の乱れや思考の乱れをうみ、実際に体の具合を悪くしてしまうのです。

つまり、イメージは薬にも毒にもなるということです。

心の薬

不安を落ち着ける心の薬は、もちろんいいイメージです。

実は、実際に現実に起きていることを目にしているときと、頭の中のイメージを心の中に描いているときでは、脳の同じ場所が活性化することが分かっています。

つまり、脳にとって、頭の中にイメージすることは、実際にその現実を経験しているのと同じことなのです。

体にいい影響を与える、効果的なイメージ法があります。それは、呼吸をコントロールすることで心拍を整え、体をリラックスすることによって集中力を高め、感情や思考、体の内分泌系、神経システムをコントロールするのに効果的なイメージを選ぶことです。

これらのことを効果的に実践する、神経科医がつくったセラピーを「イメージ呼吸法セラピー・ソフロロジー」といいます。

この記事では、「イメージ呼吸法セラピー・ソフロロジー」の専門セラピストによる、「イメージ呼吸法」をご紹介します。

適応力を上げて不安を落ち着けるイメージ呼吸法

コロナによって社会や個人の生活に大きな変化が起きている状況は体や心にとってとてもストレスのかかる状態ですが、こうした変化に対する体や心の適応力が上がることによって、不安やストレスを緩和することができます。

「イメージ呼吸法」を身に着けると、アロマやマッサージ、音楽などのリラックス・アイテムがなくても、自分の力だけで落ち着きを取り戻せるようになります。

ご紹介する動画には、画像がついていますが、その画像を見ずに、音声だけを聴きながら自分の呼吸とイメージ集中した方が効果が高まります。

そして、このイメージ呼吸法を毎日習慣にすることで、不安に陥りにくい心の土台が潜在意識に育っていきます。慣れてくると、音声を聴かなくても、必要なときに自分で呼吸を意識し、目をつぶってイメージに集中することで、自分を落ち着かせることができるようになっていきます。

最初は静かな落ち着いた環境で、邪魔の入らない状況を整えてから実践してください。

 

この音声の中で行われる「5秒、息を吸って、5秒、息を吐く」5秒間呼吸法を毎日の習慣にすることで、心機能が上がり、循環器系のトラブルを抱えるリスクが低下することも分かっているんですよ。

5秒間呼吸法を習慣にする その効果

  1. 怒りの感情を持つことが減り、穏やかな気持ちを保てるようになる。
  2. 周囲のネガティブに引っ張られなくなり、心が安定しやすくなる。
  3. 普段から気持ちがポジティブになり、日常の幸福感が上がる。
  4. 心臓の機能が安定し、循環器系等の働きがスムーズになる。
  5. 過剰な食欲が抑えられ、味つけの濃い外食などより健康的な食事への欲求が高まる

※追記:アメリカの保険会社では(注釈:アメリカは皆保険制度がないので、市営の保険に入っている方が多いのです。)この5秒間呼吸法を毎日行っているかどうかを機器を用いてチェックしている会社もあるそうです。呼吸法を毎日行うことで、心機能が安定し、心臓病のリスクを低減できるという研究データが出ているからなんですよ。保険加盟者の健康が維持できれば保険会社は支払いを抑えることができますからね(*^^)v。

最初は画像を見てもいいですが、理想的には目をつぶって、音声に集中し、画像に頼らず自分の頭の中でイメージする方が効果的ですよ。