「ストレスの原因が職場や学校、家庭にある場合、どうしようもないように思うんですけど?」

たしかに、職場や学校、家庭はストレスだからといってすぐに環境を変えるというわけにはいかないうえに、毎日疲弊してしまい、にっちもさっちもいかない状態になりがち。

そんな状況にある方はもう諦めるしかないのでしょうか?

いえいえ、どんなストレスに対しても、基本のストレス発散法は「まず頭と体をOFFにすること」その方法を覚えれば、うまくストレスを発散しながら生きていけるようになりますよ。

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休もうと思っても休めない現代人

眠れない

職場や学校、家庭は、毎日、長時間過ごす場所ですから、そこにストレスの原因がある場合、身も心も疲れて疲労困憊していくのは当たり前ですよね。ストレス状態におかれている方は本人が思っている以上に心身が疲労していて、肉体的にも様々な症状が出ていることが多いものです。

肩の凝り、目の疲れ、頭痛、体の各部の痛みや違和感、倦怠感、意欲の低下、集中力の低下、消化力の低下、食欲の低下or依存、免疫力の低下、睡眠の質の低下や不眠症状、タバコやアルコールなどへの依存、生理不順などです。

そういった場合に最も必要とされるのは「休養」なのですが、こういった方々には、夜たくさん寝た日でさえ、朝起きると「体がだるい」「寝た気がしない」などの症状を訴える方が多いという実態もあります。

実は、こういった方々は夜眠ってはいても「質の高い休養」が取れていないことが多いのです。休養がうまくとれないと、ストレス疲労は回復することなく、ますます蓄積されて、体や心はますます疲弊していってしまいます。

どうすりゃいいの?寝ても疲れがとれない・・・

寝ても疲れがとれないのは、寝ている間にうまく脳や体が休めていないからです。どうすれば上手に休めるようになるのでしょうか?

そういった場合には「休養している状態とはどういう状態か?」を心や身体に覚えてもらう必要があります。

スポーツ選手などが大きな手術などをして安静な状態を長く続けていると、体が元の運動機能を失ってしまい、それらを取り戻すのに厳しいリハビリをしなければいけないという話を皆さんも一度は聞いたことがあるでしょう。人間の心や身体は、しばらく使われていない機能を忘れてしまう性質があるんですよ。

長い間強いストレスにさらされている場合も同じで、四六時中ストレスで緊張している心や身体は意識してゆるめてあげないと、どうやってゆるめればいいのかを忘れてしまいます。

心と体をゆるめて休める状態とは一体どんな状態?

日本の現代生活の中で「きちんと休んでいる状態」「リラックス状態」というと、「湯上り」「マッサージ後」「有酸素運動の後」などが例として挙げられます。

「湯上り」 …… 温泉宿などに泊まって色んな湯に浸かった後を想像してください。

「マッサージ」 …… エステサロンなどでマッサージをしてもらった後の状態を想像してください。

「運動後」 …… 軽い有酸素運動のようなものをした後、心地よい疲れを全身に感じている状態を想像してください。

例に挙げたような状態のときに見られる感覚としては次のような体感があります。

頭の状態 …… 少しボーっとして、頭が空っぽになっている状態。何か難しいことを考えるのが難しい、或いはあまり小難しいことは考えたくない状態。このままもうすこしボーっとしていたい気分。

体の状態 …… 体に力が入りにくい状態。どこかに腰かけるか、寝そべっていたい気分。

感情の状態 …… 嬉しい、悲しいなどの特定の強い感情はなく、なんとなくスッキリした感じ。

このような状態のとき、人はよく「あ~、力が抜けて、気持ちいい」と感じます。

心身ともに休んでいるリラックスした状態というのは、このように受動的な状態で、頭の中も体も、感情的にも落ち着いている状態です。

「ストレス疲労の回復」は「休養の質」が大切

ストレス発散、疲労回復を考える上では「休養の質の高さ」が何よりも大切です。休養の質とは上記のようにどれだけ心身の緊張をゆるめることができたか、ということです。緊張をゆるめることができないまま活動量を減らしても、ストレス疲労を回復する休養とはならないことを覚えておきましょう。

休養の質の高さ、それこそ「深いリラックス状態」に心身を導く習慣を持っているかどうか、ということになります。

まずは「リラクゼーション」をする習慣を持ち、日々、心や身体が感じているストレスをその都度ゆるめることを心がけることが大切です。心と体の緊張状態をゆるめる「リラクゼーション状態」を日常の習慣として取り入れるには、上記に挙げたような「入浴」「マッサージ」「軽い運動」が効果的です。

日々のストレス症状に加えて、特定の強いストレス症状や慢性的なストレス症状の悩みがある場合には、セルフで実践できる「リラクゼーション」では効果が十分でない場合もあります。その場合には専門家のセラピーやカウンセリングを利用されることをおすすめします。

リラクゼ―ションだけでは解決しないストレス

ストレス対処、疲労回復にリラクゼーションが欠かせないとはいえ、リラックスできるようになっただけでは、ストレスの根本解決へ向かっているとは言い難いものがあります。

何故なら、毎日ストレスを我慢して心身を疲労させ、その疲労を取り除くためだけに休養を繰り返しているだけでは、その日受けたストレス疲労を取り除くことはできても、蓄積してきたストレス疲労は体や心の深部に蓄積したまま、とても心身をプラスの状態へもっていくところまで辿りつけないからです。

マッサージやエステサロン、温泉旅行などに行き、リラックスできて日常に戻ってきても、日常に戻ってきた途端ストレスを抱えてしまう。「明日は仕事か」そう思うだけでストレスを感じて気が重くなる。こんな風に感じたことはありませんか?

それは休養によってストレスを一時的にゼロにすることはできても、日常に戻るとまたストレス疲労が蓄積され、回復が間に合わないことを無意識に感じているからです。

ストレスを手放す5ステップ

私たちは自分をコントロールすることはできますが、他人や世の中に起こる出来事をコントロールすることはできませんよね。自分以外の何かをコントロールして自らのストレスを減らそうという発想にそもそも無理があるのは皆さんにも体験があるのではないかと思います。

しかし、例えそうであっても、環境に依存せずあなたの人生から根本的にストレスを解決し、ストレスに悩まされない人生を送ることは可能なんですよ。

ストレスをOFFにするだけでなく、人生を望みの方向へ進めていくためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

ストレスの根本解決には段階があります。簡単にいうと次のようなステップです。

    1. 今あるストレスを手放す。
    2. 全てをコントロールしようとする執着を手放す。
    3. セルフイメージを上げて自分に自信をもつ。
    4. 睡眠の質を上げて心身が疲労回復できる質の高い休養をとれるようにする。
    5. 環境に振り回されず、自分軸で生きれるようになる。

 

ステップ1の「ストレスを手放す」ができたら苦労しないんですけどね

 

ごもっともです。

 

「ストレスを手放す」これが最初の難問ですよね。ストレスを手放すためには何が必要なのでしょうか?

不満に捉われる習慣を捨て、自分を安心させるルーティンを作る

ストレスを感じる環境にいると、とかくそのストレス原因に意識がフォーカスしてしまうのが私たち人間の悩ましい性質です。

詳しくはコチラの記事をご覧ください。

人生の流れを変える「潜在意識の書き換え」テクニック

というわけで「ストレスを手放す」ためには意識をストレスにフォーカスしないよう、心の視野を広く保っておくことがとても大切です。

  • 「うわっ、ストレス!」と思ったきた
  • 「最悪!この現実!」と思ったとき
  • 言いたいことがいえなくて、悔しい気持ちが湧き上がり、抑えられなくなったとき
  • 誰かからメールやSMSの返事がもらえなくて、不安になったとき

そんなときは、即座に呼吸法を試してみてください。

《レスキュー呼吸法1》
息を止めてストレスを意識的に感じながら肩を上に上げて緊張させる。→ 口から強く息を吐き切る。x3回

・言葉で自分を安心させる。
息を吸って、息を止め、3回、自分の好きな言葉を強く頭の中でイメージしながら呟く(口に出しても出さなくてもOKです)。息をできるだけ長く吐きながら、その言葉のイメージを体に循環させるイメージをする。言葉は「大丈夫」「なるようになる」或いは、好きな格言など、自分を安心させ、勇気づける言葉なら何でも大丈夫です。
・香り(嗅覚)で自分を安心させる。
自分が安心する香りの香水を染み込ませた布などを用意しておき、匂いを嗅ぐ。
・視覚から自分を安心させる。自分が安心したり、心が落ちついたりするイメージを脳裏に描く。実際に行った旅行先の景色でも、テレビやネットで見た自然の美しい景色でも、絵でも、なんでも大丈夫です。

《毎日の呼吸法訓練》
「5秒間息を吸い、5秒間息を吐く」x6

胸で息を吸い込み、お腹から息が吐き出されるイメージをします。その際、心臓へ吸った息が吸い込まれ、胃腸から息が測れるイメージをしましょう。
5秒間隔の呼吸が自然とできるようになったら、その呼吸を続けながら「愛」「自信」「感謝」に関するポジティブなイメージを想い描いてください。信仰していることがそのことに関することでも大丈夫です。(例:世界平和や救済のイメージなど)

ストレスから解放された人生ってどんな感じ?

ストレスから解放されると、どんな人生を生きることができるようになるのでしょうか?

ストレスがなくなると、視界が明るくなったような開放感が感じられます。寝ても起きてもだるくて疲れているけれど、現実には今日も仕事に行かなければいけない。そんな毎日とは「さよなら」です。

夜寝る前も仕事や家庭問題で頭がいっぱい。心身ともに疲労してクタクタなはずなのに寝つけない。そんな睡眠前のプレッシャーとも「さよなら」。安心して心地よい眠りに自然と落ちていくことができるようになります。

こうして、日々のストレス疲労から自分を護り、毎晩質の高い休養がとれるようになると、元気に朝をむかえ、昼間の活動に意欲的に取り組めるようになれます。仕事や学校での活動意欲も効率も上がり、仕事が終わった後や週末を大切な人とアクティブに過ごせるようになります。

そうすれば、大切な人たちと楽しい時間を分かち合える人生が生きれるようになりますよ。